UVインクジェットでプリントしたものの暴露テストが1ヶ月経過経過しましたので経過観察行ないました。
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設置条件:南向き、屋外屋根無し(雨ざらし)
開始日:2014.05.01
計測日:2014.05.30
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■比較 上が暗室保管分。下が暴露テスト。
画像の左右は印刷面の違い。
透明フィルムに表から印刷したものが左側、裏から刷ったものが右側。
表刷りは印刷面が直接日光や雨風に晒され、
裏刷りは透明フィルムが印刷面を保護する格好。但しフィルムに耐候性などの機能性はない。
官能評価では大きな変化は見てとれない。一般的な印刷物のような退色や雨や湿度に起因する滲みもない。油性マジックで書いていたインフォメーションは暴露テスト中に落ちた模様。
■計測データの比較(表刷り) 上が暗室保管分。下が暴露テスト分。
ΔE最大 4.36
ΔE平均 1.45
■計測データの比較(裏刷り) 上が暗室保管分。下が暴露テスト分。
ΔE最大 2.35
ΔE平均 1.08
両方ともΔE平均2以内で大きな変化はなし。相対的に表刷りの方がやや変化が大きい。
■ステッカー
合わせてステッカーに印刷分もテスト中。インク、シールともに剥離等なく良好。
次回は8月初旬(開始から3ヶ月)に計測予定です。