UVインクジェットでは高さ50mmまでの素材に印刷出来るのでさまざまな形状へのグラフィック表現が期待されます。
今回は凹凸、R面などへの印刷について書いていきたいと思います。
■水平垂直な凹凸
凹凸の高低差1mm弱。印字良好。凹凸の側面にはインクあまりつきません。
■R面
半径30mmの半球。頂点から離れるほどインクが流れ画像がぼけます。
頂点付近にワンポイントの印刷がお勧めです。
■まとめ
印刷したい素材の頂点から2mm程度低いところまではインクが綺麗にのります。
それ以上離れると
・インクが流れ印字不良、本機へのダメージ
・UV光が届かず未硬化の恐れ
と品質に影響が出るため印刷出来ません。
印刷したい素材をテーブルに固定し、インクヘッドとUVランプがその上を往復しながら印刷を進めていきます。
原理的にはこの時のインクヘッドと素材間の距離が狭いほうが精度高く印刷出来るため、
高低差の大きい素材の場合は注意が必要です。