ここ10年ほどでPOD(Print On Demand)にはほとんどの印刷会社が対応するようになりました。
方式は大きく、粉体トナー方式、液体トナー方式、インクジェット方式 等があります。
大部分の印刷会社では粉体トナー方式のPODに対応しています。
ひと昔前はPODの事をODP(On Demand Printing)と呼ぶ方が一般的でした。
また、粉体トナー方式の機器はカラーレーザープリンタと呼ばれていましたが、
今では「デジタル印刷システム」と呼ぶようです。
実は、当社では25年程前に当社ではカラーレーザープリンタを使用してのODPをやっていたことがあります。
当時の責任者は私でした。
当時は、急激に減少する写真製版の仕事の穴埋めのひとつとして取り組みましたが、、、
非常にコストが高く、品質にバラツキがあり、明らかに印刷よりも見劣りがする。
表裏の見当が合わず、後加工も製本業者さまから拒否され、徹夜で半べそかきながらやっていたこともありました。
それがトラウマとなり25年もの間、カラーレーザープリンタを使用してのODPには手を出さずにきました。
今回、ようやく重い腰をあげて導入することにしました。
理由は・・・
①25年前の課題はすべて技術的にほぼ解消されている
②お客様からのニーズが高まってきた
③画期的な機能を搭載したモデルが登場した
です。
③の画期的な機能 については後日、ここに書かせていただきたいと思います。