「コストコの年会費が2年以上切れてしまったけど、また会員に戻れるの?」と悩んでいませんか?
本記事では、コストコの会員資格が失効してから2年以上経過した場合の再入会の条件や手続き方法について、最新情報をもとにわかりやすく解説します。
さらに、スムーズな再入会のためのポイントや、年会費を無駄にしないための更新テクニックも紹介します。
2年以上経過している場合、再入会は「新規扱い」で可能!
コストコの会員期限が2年以上切れている場合でも、再入会は可能です。
ただし、その際は「新規扱い」となり、これまでの会員情報は引き継がれません。
年会費の支払いや身分証の提示など、初めての入会時と同じ手続きが必要になります。
コストコの会員資格には有効期限があり、通常は1年間です。
有効期限が切れてから1年半(18ヶ月)を過ぎると、会員情報は削除され、退会扱いとなります。
その後さらに1年が経過すれば、再び新規会員として入会できるようになります。
つまり、合計2年半以上経過していれば、再入会の制限は解除され、自由に申し込める状態になります。
逆に言えば、2年半未満の期間で再入会を希望しても、コストコのシステム上では認められないケースがあるため注意が必要です。
再入会を行うには、年会費の支払いが必要になります。
個人会員であれば「ゴールドスター」会員が税込4,840円、「エグゼクティブゴールドスター」会員が税込9,900円です(2025年7月現在)。
支払いは現金または対応するクレジットカードで行えます。
また、手続きの際には本人確認書類が必要です。
運転免許証、健康保険証、パスポートなど、本人確認ができるものを持参して手続きを進めましょう。
更新と異なり、再入会の場合は本人の顔写真も再度撮影され、新しいカードが発行されます。
再入会の方法は、店頭で直接手続きをする方法と、オンラインで仮登録を済ませてから店舗で完了する方法の2種類があります。
特に混雑を避けたい場合は、事前に公式サイトで仮登録を済ませておくとスムーズです。
仮登録後は、申し込み番号を控えておき、店舗で提示することで手続きが簡略化されます。
2年半未満の再入会は基本的にNG!待機期間に注意
コストコでは、会員資格が失効した後すぐに再入会できるわけではありません。
特に失効から2年半未満の期間は、一定の制限が設けられており、再入会できないケースがあります。
このルールを知らずに再入会を申し込むと、無駄足になってしまうこともあるため注意が必要です。
まず、会員資格が失効すると、そこから1年半の間は会員情報が保管されており、この期間内であれば更新手続きが可能です。
しかし、1年半が経過すると自動退会となり、会員情報が削除されます。
この時点で退会扱いになりますが、さらに1年間は再入会の申し込みが制限される仕組みです。
つまり、失効から1年半経って退会状態となっても、そこからさらに1年間(合計2年半)が経過しなければ、新規としての再入会ができません。
この「空白の1年間」が、再入会を希望する人にとっては大きな壁になることがあります。
たとえ再入会の意思があっても、コストコ側の会員システム上、受付ができないということです。
このルールは、過去の会員記録や返金制度の悪用防止などの目的で設定されていると考えられます。
なお、過去に年会費の全額返金制度を利用して退会した場合も、1年間は再入会ができないという制限があります。
この点もあわせて認識しておくとよいでしょう。
再入会を焦って手続きを進めてしまうと、結局受け付けてもらえず、時間や労力を無駄にすることになります。
失効からの経過期間を正確に把握し、2年半以上が経ってから再入会を行うようにするのが賢明です。
万が一わからない場合は、事前にコストコ店舗に問い合わせて確認しておくことをおすすめします。
スムーズな再入会のための手続き方法を紹介
コストコの再入会は、事前に流れを把握しておけば短時間でスムーズに完了できます。
店舗で直接手続きする方法と、オンラインで仮登録を済ませてから来店する方法の2つがあります。
それぞれの方法にはメリットがあるため、自分の都合に合わせて選びましょう。
まず、店舗での手続き方法についてです。
再入会を希望する場合は、倉庫店のメンバーシップカウンターに行きましょう。
そこで再入会の意思を伝え、必要書類を提示したうえで、年会費を支払えば手続きが完了します。
必要書類は、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)です。
忘れずに持参しましょう。
また、会員証用の写真撮影もその場で行われるため、顔が確認できる状態で来店することをおすすめします。
続いて、オンライン仮登録を利用する方法についてです。
コストコの公式ウェブサイトにアクセスし、必要事項を入力して仮登録を行います。
仮登録が完了すると、申し込み番号が発行されるので、それをメモしておきましょう。
その後、店舗を訪れて仮登録番号と本人確認書類を提示し、年会費を支払えば新しい会員カードが発行されます。
この手順を踏むことで、店舗での滞在時間を短縮することができ、混雑を避けたい人には特に有効です。
また、会員種別(個人・法人やエグゼクティブなど)もこの段階で選択可能です。
どちらの手続きでも、再入会にあたってのポイントは「必要書類の準備」と「年会費の支払い」です。
また、登録時には本人確認が求められるため、代理人での手続きは原則としてできません。
あらかじめ時間に余裕をもってスケジュールを立てておくと安心です。
年会費の支払い忘れを防ぐ3つの更新対策
コストコの会員資格は1年間で更新が必要なため、うっかり忘れてしまう人も少なくありません。
更新を忘れてしまうと、再入会に制限がかかることもあるため、事前の対策が重要です。
ここでは、年会費の支払いを忘れないための3つの有効な方法を紹介します。
まずひとつ目の方法は「オンライン更新」です。
コストコの公式ウェブサイトにログインすれば、24時間いつでも会員情報の確認や更新手続きが可能です。
クレジットカードがあればその場で年会費を支払い、すぐに会員資格を延長できます。
この方法は、店舗に行く時間が取れない人や、忙しい方にとって特に便利です。
更新の反映も比較的早く、次回来店時には問題なく買い物ができます。
オンラインでの手続きはとてもシンプルなので、更新月が近づいたらログインして確認しておくと安心です。
ふたつ目の方法は「自動支払いシステム」の活用です。
マスターカードなど特定のクレジットカードを使って年会費の自動引き落としを設定することができます。
これにより、更新月に自動的に会費が支払われ、期限切れを防ぐことができます。
自動支払いの設定は一度行っておけば、毎年手続きを忘れる心配がありません。
ただし、カードの有効期限切れや残高不足により失敗するケースもあるため、定期的な確認が必要です。
メール通知機能を併用すれば、より確実に対応できます。
三つ目の方法は「コストコグローバルカード」を使うことです。
このカードには自動更新機能が備わっており、年会費が自動で引き落とされる仕組みになっています。
さらに、コストコでの買い物で高いポイント還元率を誇るため、日常的に利用する人にはおすすめのカードです。
年会費の支払い忘れを防ぐには、自分に合った方法を選ぶことがポイントです。
更新月が近づいたらアラートを設定したり、自動引き落としに切り替えることで、確実に会員資格を維持できます。
継続的にコストコを利用する予定があるなら、これらの対策を早めに講じておきましょう。
会員資格が切れていてもコストコに入店は可能?
コストコの会員カードの期限が切れていたとしても、「店舗に入るだけなら大丈夫」と考える人は多いかもしれません。
実際のところ、期限切れのカードを持っていても、一定の条件下では店内への入場が可能です。
ただし、商品の購入には制限がありますので注意が必要です。
まず、会員カードの提示が求められるのは主に入場時とレジ会計時です。
入口では期限の有無までは厳密に確認されない場合が多く、カード自体を提示することで入店が認められることがあります。
そのため、期限が切れていても、店内に入って商品を見て回ることは可能なケースもあります。
しかし、会計時には会員資格の有効性がシステム上でチェックされます。
この段階で有効期限が切れていると、レジでの精算はできません。
そのため、実際に買い物をするには、店内に設置されているメンバーシップカウンターで更新手続きを済ませる必要があります。
また、更新手続きは買い物の前に行うのがスムーズです。
手続きが完了すれば、その日から再び買い物が可能になります。
会員資格が切れていることに気づいた場合でも、その場で対応できるのは安心材料といえるでしょう。
さらに、会員資格が切れている状態でも、すでに「コストコグローバルカード」などの自動更新設定がある場合は、レジでの支払い時に年会費が同時に引き落とされ、会員資格が更新されることもあります。
このような特例もあるため、事前に更新方法を確認しておくとスムーズに買い物を続けることができます。
万が一、入店できるか不安な場合は、事前に店舗に問い合わせて確認しておくのが確実です。
再入会を迷っている人向けのワンデーパスの使い方
コストコへの再入会を検討しているけれど、年会費を払ってまで入る価値があるか迷っている方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが「ワンデーパス」の利用です。
このパスを使えば、会員でなくても一時的にコストコを体験することができます。
ワンデーパスとは、コストコが特定のキャンペーンや新店舗オープン時などに配布する、1日限定の入店許可証です。
このパスを使えば、非会員でも店内に入って買い物ができます。
ただし、通常の会員価格に加えて5%の追加料金がかかる点には注意が必要です。
ワンデーパスは、主に以下のような方法で入手できます。
- 新店舗オープン時の新聞広告やチラシに同封されている
- コストコの公式発行物「コストコライフ」などに付録として付いている
- すでに会員である知人・家族から紹介を受けて入手する
また、オンラインでの配布は原則行われていないため、店頭や印刷物を通じて入手するのが一般的です。
過去にはメルカリやフリマアプリで出品されていたこともありますが、現在ではそのような取引は禁止されていることが多く、注意が必要です。
ワンデーパスを使って買い物をした当日に、正式な会員登録を行った場合には、追加料金の5%分は返金されます。
そのため「とりあえず試してみてから決めたい」という人には非常に便利な仕組みとなっています。
ただし、このワンデーパスは一世帯につき1回しか使用できないため、利用するタイミングは慎重に選びましょう。
コストコの年会費が2年以上切れた場合の対応まとめ
コストコの会員資格が2年以上切れてしまった場合でも、再入会は可能です。
ただし、条件や時期によっては手続きが制限されることがあるため、あらかじめ制度を理解しておくことが大切です。
ここでは、これまでのポイントを総まとめとして解説します。
まず、会員資格が失効してから1年半以内であれば、更新手続きが可能です。
この期間中であれば、会員情報が保管されているため、スムーズに更新できます。
年会費を支払えば、再び同じ会員番号で利用を再開することができます。
1年半を超えると、コストコのシステム上、自動的に退会扱いとなります。
この状態では、会員情報が削除されており、すぐに再入会はできません。
さらに1年間、つまり合計2年半が経過しないと新規としての再入会も受け付けてもらえない点が重要です。
2年半以上が経過していれば、初回入会と同様の手続きを行うことで、再び会員になることが可能です。
その際は、新たな年会費の支払いと本人確認書類の提出が求められます。
また、写真撮影や新しい会員カードの発行も必要です。
このように、失効後の期間によって対応が大きく変わるため、自分の状況がどこに当てはまるのかを確認することが大切です。
入会手続きには時間がかかる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで行動するようにしましょう。
年会費の支払い忘れを防ぐためにも、オンライン更新や自動引き落としの活用が有効です。