コストコのエグゼクティブ会員は、2%リワード還元や限定特典が魅力ですが、「年会費の元が取れない」「リワードが貯まらない」などの理由で解約を検討する人も増えています。
本記事では、コストコエグゼクティブ会員の解約方法、返金ルール、そしてリワードを最大限活用するためのベストなタイミングを徹底解説。
年間9,900円の年会費をムダにしないために、損せず確実に解約する方法をわかりやすくまとめました。
エグゼクティブ会員の解約で損しないためのベストタイミングは「2月以降」!
コストコのエグゼクティブ会員を解約する際、最も重要なのがタイミングです。
特に注目すべきなのはリワードの付与時期であり、これは毎年2月に前年の買い物額に応じて支給されます。
このタイミングを逃すと、リワードを受け取れないまま損をしてしまう可能性があります。
1月に解約してしまうと、前年分のリワードを受け取る前になるため注意が必要です。
せっかく貯めたリワードが失効することがあるので、基本的には2月以降に手続きを進めるのが安全です。
解約する前に、自分のリワード付与状況を必ず確認しておきましょう。
リワードを受け取ってから解約することで、年間会費とリワードの両方の損失を防ぐことができます。
タイミングを調整するだけで、不要な出費を避けることができるのです。
毎年2月になったらリワードをチェックし、その後に解約する流れを作るのが基本です。
返金される金額は解約方法で異なる|全解約とダウングレードの違い
エグゼクティブ会員の解約方法には「全解約」と「ダウングレード」の2種類があります。
どちらの方法を選ぶかによって、返金される金額が異なるため、あらかじめ違いを理解しておくことが大切です。
自分の利用状況や今後の予定に応じて、どちらを選ぶか判断する必要があります。
全解約とは、コストコ会員自体を完全にやめる方法で、年会費全額の9,900円が返金対象となります。
一方、ダウングレードはエグゼクティブ会員をやめて通常会員に戻る方法で、アップグレード費の5,060円のみが返金されます。
どちらの方法でも、返金は有効期限内の手続きが条件になります。
全解約を選ぶと、今後12か月間は再入会ができなくなる場合があります。
一方で、ダウングレードを選べば通常会員として引き続き買い物ができるため、頻度が減った人には向いています。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った解約方法を選ぶことが重要です。
エグゼクティブ会員の解約手続きの流れ
エグゼクティブ会員の解約は、オンラインではできません。
必ずコストコの店舗にあるメンバーシップカウンターで手続きを行う必要があります。
あらかじめ必要なものや流れを把握しておくと、当日の手続きがスムーズに進みます。
まず、店舗のメンバーシップカウンターに向かい、解約またはダウングレードの意思を伝えます。
スタッフが本人確認を行うため、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証を提示します。
続いて、会員カードを返却し、返金額の確認や処理が行われます。
その場で通常会員への切り替えを希望する場合は、新しい会員カードが発行されます。
退会を希望する場合は、年会費の全額または一部がその場で返金されます。
なお、混雑時を避けて来店すると、待ち時間が短く手続きもスムーズに済ませられます。
解約前に確認したいリワードの確認方法と使用方法
リワードとは、エグゼクティブ会員が年間の買い物額に応じて受け取る2%の還元ポイントのことです。
解約の前には、このリワードをしっかり確認し、使い切ることがとても重要です。
未使用のリワードは、解約後に失効する可能性があるため注意が必要です。
リワードの確認方法にはいくつかあります。
主に「コストコ公式アプリ」「コストコの公式サイト」「店舗のメンバーシップカウンター」で確認できます。
スマートフォンを利用してアプリで確認するのが、もっとも手軽で便利な方法です。
リワードの使用方法はとても簡単で、買い物時にレジで「リワードを使います」と伝えるだけです。
会計時に会員証を提示すれば、自動的にリワードが使われます。
なお、リワードはオンラインショップでは使用できず、店舗のみが対象となっています。
損をしない人はここを見てる!リワード額と返金額の比較で判断
エグゼクティブ会員を解約するかどうかの判断材料として重要なのが、リワードの金額と返金額の比較です。
どちらが自分にとって得になるのか、事前に確認することで損を避けることができます。
これまでに得たリワードの金額を把握することが、解約判断の第一歩です。
リワードの還元率は年間の買い物金額の2%です。
例えば年間30万円の買い物をした場合、6,000円分のリワードが発行されます。
この金額が5,060円のアップグレード費を上回る場合は、リワードを受け取ってから解約するほうが得になります。
一方、リワードが2,000円など少額だった場合は、5,060円の返金を受けた方が結果的にプラスになることがあります。
このように、自分のリワード額と返金額を比較し、どちらが得かを冷静に判断することが大切です。
どちらの金額も確認したうえで行動することで、ムダなく解約できます。
こんな人はダウングレードがおすすめ
エグゼクティブ会員を解約したいけれど、コストコの利用自体は続けたいという人には、ダウングレードという選択肢があります。
ダウングレードとは、エグゼクティブ会員をやめて通常会員に戻る手続きのことです。
退会せずに利用を続けたい場合に、費用を抑える方法として有効です。
買い物の頻度が減った、リワードが思ったより貯まらなかったという人は、ダウングレードに向いています。
この方法なら、コストコのサービスはそのまま利用でき、年会費を節約することができます。
アップグレード費の5,060円が返金されるため、経済的な負担も軽くなります。
ただし、ダウングレード後は12か月間はエグゼクティブ会員に再アップグレードできないという制限があります。
また、ダウングレード後はエグゼクティブリワードが使えなくなるため、事前に使い切っておくことが重要です。
利用頻度が少ないがコストコには通う予定がある人は、この方法を検討してみましょう。
タイミングを逃さない!更新月と有効期限の確認方法
エグゼクティブ会員を解約する際にもう一つ重要なのが、会員の更新月と有効期限を正確に把握することです。
これを確認しておかないと、返金対象期間を過ぎてしまい、損をする可能性があります。
事前に自分の更新日を確認しておくことが必要です。
コストコの会員有効期限は、初回に入会した月の月末までが基本です。
たとえば、7月10日に入会した場合、有効期限は翌年の7月31日までとなります。
途中でエグゼクティブにアップグレードしても、この有効期限は変わりません。
有効期限の確認は、会員証に印字されている情報や、公式アプリ、カウンターで確認できます。
更新月の直前に手続きをすることで、返金対象となる期間を逃さずに済みます。
損をしないためには、リワードの受け取りと会員期限を両方考慮して解約時期を決めることが大切です。
まとめ|コストコエグゼクティブ解約でムダなくお得に切り替える方法
エグゼクティブ会員を解約するかどうかは、利用状況やリワードの金額、今後の買い物予定などを総合的に見て判断することが大切です。
なんとなく続けているだけでは、年会費が無駄になる可能性があります。
事前の情報確認と計画的な行動で、損をせずに解約ができます。
リワードは毎年2月に付与されるため、それを確認してから解約するのが基本の流れです。
リワードが少ない場合は早めの解約、リワードが多い場合は使い切ってからの解約が向いています。
また、解約方法によって返金額が変わる点も忘れずに押さえておきましょう。
コストコを継続利用するならダウングレード、しばらく利用予定がないなら全解約を選ぶとよいでしょう。
自分にとって最適な形で会員プランを見直し、無駄なくコストコを活用していきましょう。
解約は終わりではなく、新しい使い方を見つけるチャンスでもあります。