海外の通販サイトから商品を購入するとき、電話番号の入力欄に「日本+81」、「Japan+81」などの記載に出くわしたことがあると思います。
また、国際郵便で海外に荷物を送るとき、送り状の電話番号欄への記載やTwitter、LINE、インスタグラムなど海外のSNSサービスのアカウント登録時の電話番号欄への記載など、+81に出くわす場面は数多くあります。
意外と知られていないのですが、+81に続く電話番号には書き方があるのです。
ここでは、+81の意味とそれに続く電話番号の書き方や、住所、郵便番号、電話番号などを自動で英語表記に変換してくれるサイトなどをご紹介します。
+81の意味とそれに続く電話番号の書き方
電話番号の+81の意味
電話番号の+81は、日本の国番号を表しています。
国際電話のように海外から日本国内の電話番号にかけるときや、海外の通販サイトで商品を購入する際、電話番号記入欄には+81を使った電話番号を使用します。
参考までに各国の国番号を下表に示します。
国名 | 国番号 |
日本 | 81 |
中国 | 86 |
韓国 | 82 |
台湾 | 886 |
香港 | 852 |
イギリス | 44 |
ドイツ | 49 |
国番号は日本の81のように国ごとに割り当てられた数字です。
+81の後に続く電話番号の書き方
電話番号の最初の「0」は国内プレフィックスと呼んでおり、国内通話を示す「合図」です。
国内で電話する時は、「0」を付けますが、海外から日本へ電話を書ける時は、国内通話ではないので、「0」を外して電話します。
+81の後に続けて電話番号を書くときは、固定電話、携帯電話ともに先頭の0を抜いて書きます。
固定電話の場合
固定電話の場合、番号の構成は以下のようになっています。
固定プレフィックス(先頭の0)
市外局番(1~4桁)
市内局番(1~4桁)
加入者番号(4桁)
例えば東京の電話番号は、固定プレフィックスの0、市外局番の3、市内局番の4桁の数字、加入者番号の4桁の数字の羅列となります。
例えば、03-9876-5432というような感じです。
この電話番号を+81に続いて記載するときは、+813-9876-5432となります。
携帯電話の場合
携帯番号は、090、080、070で始まり、その後に続く8桁の数字で構成されています。
例えば、080-9876-5432という感じです。
この電話番号を+81に続けて記載するときは、+8180-9876-5432となります。
電話番号を英語表記にするときの書き方
「電話番号」という単語は、日本では一般的に「Tel」を使いますが、海外では「Tel」の表記を使いますが、これ以外に「Telephone」や「Phone」の表記も使われま。
内線がある場合はExtentionの頭文字「ex.」の表記を使うようにします。
携帯電話の番号は固定電話とともに書くことが多いですが、携帯電話のみの表記の場合には一般的に「cellular phone」が使われるようです。
他にも携帯番号の表記として「cell-phone」や「personal phone」などがあります。
Faxの番号について日本では「Fax」と表記されますが、海外では「Facsimile」と表記することが多いですが、「Fax」でも通じるようです。
電話番号や住所を英語に変換してくれるサイト
海外の通販サイトから商品を購入する時、電話番号だけでなく、住所も英語表記しなければならないので、戸惑われることがあると思います。
そのような時に便利な変換サイトをいくつかご紹介します。
君に届け!
君に届けというサイトでは、郵便番号、住所、電話番号を入力して変換ボタンを押すと、自動で英語表記に変換してくれます。
海外通販サイトで商品を購入した時などに情報入力で困るのがAddress,City,Postal codeなど、どの部分に何を書けばよいのか分からないことです。
こちらのサイトはどこに何を記載すればよいのかが、分かりやすくなっているのでおススメです。
JuDress
JuDressというサイト住所のみ変換可能です。電話番号の英語表記変換はできません。
Hi!Penpal!
Hi!Penpal!は、国際電話番号への変換ができるサイトです。
国を選択して電話番号を入力すると国際電話の番号に変換されます。
日本は+81から始まりますが、このサイトではさまざまな国を選択できるので便利です。
以上、+81の意味とそれに続く電話番号の書き方や、住所、郵便番号、電話番号などを自動で英語表記に変換してくれるサイトなどをご紹介しました。