ヤマト運輸の宅急便コンパクトは、小、中型の荷物を送りたいときに通常の宅急便より低価格で送れる配送サービスです。
宅急便では、どんな箱でも使用できますが、宅急便コンパクトの場合には、ヤマト運輸が指定した2種類の専用BOXを使う必要がありますが、重量制限はありません。
例えば、東京から大阪に
60サイズ(縦、横、高さの合計が60cm以内)、重さが2kg以内の荷物を宅急便で送る場合、1060円かかりますが、
宅急便コンパクトの場合は,710円 + 専用BOX(70円)=780円と宅急便よりも280円も低価格で送ることができます。
ここでは宅急便コンパクトの専用BOXを購入できるコンビニの中の一つファミリーマートで購入できる専用BOXの種類や料金、受けられる割引、また、ファミリーマート以外に専用BOXを購入できる場所についても記載しています。
ファミリーマートで購入できる箱の種類と料金
ファミリーマートで購入することができる宅急便コンパクトの専用BOXは以下の2種類で、料金はどちらも税込みで70円です。
・薄型で横に広い専用BOX(縦24.8cm×横34cm)
・厚みのある専用BOX(縦25cm×横20cm×厚み5cm)
ファミリーマートは宅急便や宅急便コンパクトの発送サービスを行っており、ファミリーマートから発送にかかる合計金額としては、専用BOX料金と配送料金の合計となります。
ファミリーマートから荷物を発送する場合、注意しなければならないことは、元払いでしか発送できないことです。着払いでの発送はできません。
購入時に利用できる支払い方法
ファミリーマートで宅急便コンパクトを発送する場合に使用できる支払い方法は、現金以外に、クレジットカード、クオカード、Apple Pay 、Tポイント、Tマネー、電子マネー(Suica・WAON・Edy・QUICPayなど)などがあります。
ファミリーマートで使える割引
ヤマト運輸の営業所に荷物を持ち込んで発送する場合、送料が100円安くなる持込割引は、宅急便コンパクトで発送する荷物をファミリーマートに持ち込んだ場合でも適用されます。
ファミリーマートから発送する場合には、ヤマト運輸の営業所から発送する場合と異なり、クロネコメンバーズの電子マネーカード利用で送料が10%または15%安くなるクロネコメンバー割やネコピットで送り状を作成して送料が50円安くなるデジタル割は利用できません。
ファミリーマート以外に専用BOXを購入できる場所
コンビニ
コンビニでは、ファミリーマート以外にセブンイレブンでも専用BOXの購入が可能です。
ネット通販
ファミリーマートが近くになくて、買いに行くのが面倒な方は、Amazon、楽天、ヤフーショッピングなどのネット通販で宅急便コンパクトの専用BOXを購入することができますが、複数枚での購入となり、また、送料が必要となるなど、コンビニで購入するより割高になることが多いです。
ヤマト運輸の営業所
ヤマト運輸の営業所ではこれら2種類の専用ボックスを1枚から購入することができ、その場で梱包して発送することできます。
自宅や会社オフィスに取りに来てもらう集荷サービスを利用せず、直接ヤマト運輸の営業所に荷物を持ち込む場合には、1点につき送料が100円安くなる持ち込み割引を受けることができます。
宅急便コンパクトは集荷サービスを使うよりは、ヤマト運輸の営業所へ持ち込んだ方が安くなります。
宅急便のドライバーさんから購入
宅急便コンパクトは通常の宅急便と同様に集荷サービスを利用することができます。
集荷サービスは、ヤマト運輸のドライバーの方が家や会社オフィスに荷物を取りに来てもらえる便利な無料サービスです。
この場合、ヤマト運輸の営業所や取次店に荷物を持ち込んで発送する、持ち込み割引は受けられません。
宅急便コンパクトの荷物を何個も送る場合には、その場で住所、宛名などを書くのに時間がかかるので、前もって専用ボックスを購入しておいた方がよいでしょう。
専用ボックスを5枚以上購入する場合に限り、送る前にセールスドライバーの方に専用ボックスを持って来てもらうことができます。
ファミリーマートで発送する場合と違い、集荷サービスを使って宅急便コンパクトを送る場合には着払いも可能です。
まとめ
ファミリーマートの宅急便の箱は非常に便利で、多くのニーズに対応しています。店頭で簡単に購入でき、サイズや種類も豊富なため、送るものに合わせて適切な箱を選ぶことができます。料金も手頃で、配送手続きもスムーズに行える点が魅力です。
また、ファミリーマートは全国に店舗があるため、どこからでも利用できる利便性があります。さらに、店員の対応も親切で、初心者でも安心して利用できます。日常のちょっとした荷物の送付から、大切な物の配送まで、ファミリーマートの宅急便の箱は信頼できる選択肢と言えるでしょう。これからも、身近な存在として、多くの人々に利用されることが期待されます。